保育士に人気がある発達障害児支援資格は児童発達支援士である理由

私の所に次のような問い合わせをよく頂きます。「保育士をしているのですがお勧めの資格はどれですか?」というものです。この記事ではこの質問に応えていきたいと思います。

保育士×発達障害関連の資格

そもそもなぜ最近保育士さんがこの資格に興味を抱くようになってきているのでしょうか。いろいろとお話を伺うと次のような理由がほとんどでした。

  • 園に通う子供でグレーの子が多い
  • 発達障害の子を受け入れているが園としての対応基準がない
  • 保護者とのやり取りの中でマウントを取られる

ほとんどがこのようなきっかけでした。最近では子供が減ってきているため、保育園もあの手この手で児童を増やそうと頑張っているようです。その中のひとつに「発達障がい児の受け入れも可能!」というものがあるようなのです。確かに増えてきた発達障がい児やグレーゾーンの子どもでも安心して通えると謳うことができればメリットになるでしょう。そのためある意味気軽にこの宣伝文句を使っているようなのです。しかし、実態は書籍を1,2冊読む程度だったり、過去の経験則で判断しているケースが多いようなのです。

そこで大変な思いをされるのが現場で頑張っている保育士さんたちです。園の方針で発達障害の子も受け入れるが、実態が伴っていない。しかし保護者はそこも期待して入れている。そのため保護者との面談を行った際に、発達障害に関する専門的なことを言われて苦労するというのです。また知識がないことがバレてしまうと、一気に保護者間でそのことが広まってしまい、その後の関係性が非常に難しいと言います。

このような理由から保育士さんも発達障害の知識をつけようと思うことが増えてきたようで、どうせなら資格まで取得しようという流れになっているのです。

どの資格が保育士にお勧めできるのか?

さて、保育士さんが発達障害関連の知識や資格を求めていることは理解できたでしょう。では本題です。いくつかある発達障害関連の資格の中から保育士にお勧めできる資格はどれなのか?このことについて解説をしていきます。今回は「児童発達支援士」「発達障害児支援士」「子ども発達障がい支援アドバイザー」の3つの資格に絞って紹介します!いくつかの基準に照らし合わせながら評価をしていき、最終的にどの資格が一番お勧めできるのかご紹介しますので、最後までご覧ください。

深い知識が学べるのか?

  1. 発達障害児支援士
  2. 児童発達支援士
  3. 子ども発達障がい支援アドバイザー

教材のボリュームが最も多いのが発達障害児支援士です。そのため深い知識という点ではひとつ頭が抜けていると言えるかもしれません。2位につけた児童発達支援士も初級~中級者レベルの内容となっているため、日常の業務や保護者対応で困ることはないと言えるでしょう。ただ3位の子ども発達障がい支援アドバイザーは、業務をするうえで必要なスキルではなくあくまでも家庭療育を目的とされているので、少し物足りないと言えるでしょう。

こちらもお勧め:発達障害児支援士は専門スキルが身に付く実用的資格

実践でスグに活かせる内容か?

  1. 児童発達支援士
  2. 発達障害児支援士
  3. 子ども発達障がい支援アドバイザー

こちらに関しては、実践例やトレーニングが多数紹介されている児童発達支援士が1位となります。しかし2位の発達障害児支援士も同様に具体例が紹介されているのでほぼ同率での1位といってもいいかもしれません。3位の子ども発達障がい支援アドバイザーも具体的な対応方法が明記されているのでとても良いのですが、シチュエーションが家庭である点から園でスグに活かせるかというと少しずれがあるかもしれません。

料金はお手軽か?

  1. 子ども発達障がい支援アドバイザー
  2. 児童発達支援士
  3. 発達障害児支援士

料金が一番安いのは子ども発達障がい支援アドバイザーとなります。やはり受講のしやすさというものは大切ですのでここもしっかりと押さえておきたいところ。1位と2位の価格差は5,000円程なのでそこまで差はありませんが、2位と3位の価格差は6万円ちょっととかなり開いてしまいます。発達障害児支援士は価格が10万とかなり高額なので、その点が保育士さんにはネックになるかと思われます。

保護者に納得してもらえるか?

  1. 児童発達支援士
  2. 発達障害児支援士
  3. 子ども発達障がい支援アドバイザー

これは専門的な知識を有しているかという点と、保護者がこの資格を知っているかという点を考慮しランキングにしています。1位の児童発達支援士は専門的な知識もほどほどにありますし、知名度で言えば抜群なので1位としました。2位の発達障害児支援士は、専門的な知識はかなりありますが、知名度がちょっとイマイチ、、、、という点があり2位になります。

こちらもお勧め:受講者数で圧倒!児童発達支援士は発達障害支援の一番人気資格!

転職時にも役立つか?

  1. 児童発達支援士
  2. 発達障害児支援士
  3. 子ども発達障がい支援アドバイザー

転職時に役立つかどうかという点においては、受講者数や知名度が高いかどうかで判断をしています。その結果、児童発達支援士が1位となります。知名度で言えば2位の発達障害児支援士よりも子ども発達障がい支援アドバイザーの方があるのですが、こちらの資格は家庭療育を目的に作られた資格であるため、転職時にはあまりプラスにはならないのではないかと考えます。

こちらもお勧め:子ども発達障がい支援アドバイザー資格は転職で役に立つ資格なのか

保育士には児童発達支援士が一番お勧め!

ここまでをまとめると私が保育士に最もオススメする発達障害関連の資格は「児童発達支援士」となります!

いま見て頂いた通り、最もバランスが良い資格だと言えるでしょう。発達障害児支援士も良い資格です。しかしやはり金額が・・・。更に受講者数があまり伸びていないようなのでそういった点を考慮しました。3位の子ども発達障がい支援アドバイザーも良い資格です。ただ繰り返し記載してきた通り、家庭療育を目的としているという点で保育士にお勧め!とは言いにくいかな~というところです。

ちなみに児童発達支援士は日本の資格・検定AWARDS2022にて「注目の資格ランキング部門 第1位」に輝いたようなんです。やはり人気があるんですね!資格に関しては皆が知っているものを持っておいた方がプラスに捉えられることが多いので、児童発達支援士が今後さらに普及していくと、取得されている方は今後就転職でかなり役立つと思います。

発達障がい児支援の業界はここからまだまだ伸びていく業界だと思います。そのため、今後も最新情報を収集していくとよいでしょう。

[まとめ]保育士に人気がある発達障害児支援資格は児童発達支援士である理由

以上でこの記事を終わりにします。

保育士さんには児童発達支援士という結論を出しましたが、他の業種だったり、主婦の方だったりでおすすめポイントが変わってきます。今後もこのような形でピンポイント記事を上げていきたいと思いますのでお楽しみに!最後までお読みいただき有難うございました!

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