発達障害児支援士は専門スキルが身に付く実用的資格

今回はランキングで第5位にランクインさせた発達障害児支援士について紹介をしていきます。こちらの資格は四谷学院さんが関係しているという事で知名度は比較的高いのではないでしょうか?どのような資格なのか詳細を紹介していきます。

発達障害児支援士の基本情報

発達障害児支援士は、日本発達障害支援協議会が認定している資格となります。認定開始は2019年の12月となっており、1位に紹介した児童発達支援士よりも1年古い資格となっています。とはいえ、まだ認定されてから2年弱と比較的新しい資格と言えます。

では発達障害児支援士の基本情報は以下の通りです。

  • 団体名:日本発達障害支援協議会
  • 認定日:2019年12月~
  • 受講料金:109,780円
  • 試験料:記載なし
  • 受験資格:発達障害児教育に関心がある方全員が講座を受講できます
  • 累計受講者数:1,000名以上(2021年7月現在)
  • 主な対象者:保護者、保育士、教師、療育施設のスタッフ、習い事教室の先生
  • 学習期間:6か月程度

次に、発達障害児支援士で学ぶ項目を紹介します。

  1. 指導の心得
  2. 特性への対応
  3. 問題行動への対応
  4. 身辺自立
  5. ソーシャルスキル

もう少し深い内容が紹介されていましたのでこちらも合わせてご確認ください。

発達障害のある子どもの支援が進んでいる真っ只中で、書籍やセミナー・通信学習など支援の術を学ぶ機会は増えつつあります。それでも、現場では思うようにいかない…と頭を抱えてしまうというのが現状ではないでしょうか。
それは、行動や障害特性だけに着目してしまっているからです。
「この行動をとったらこの対策」「この障害特性にはこの方法で対処」というように、一過性で表面に見えているものだけを追いかけるだけでは、つぎはぎの対症療法のようになってしまい、根本的な解決をするのは難しくなってしまいます。

本講座で学べるのは、子どもの全体像をとらえた根本的なアプローチです。表面に見えている行動だけに注目した(場当たり的な)対処法ではありません。表面化している行動、たとえば「授業中に立ち歩いてしまう」という行動ひとつとっても、そこには複数の原因があります。
そしてその原因は、子どもの心の動きや生活全体、発達段階の全体像を見渡さなければ見つけることができません。目に見える一過性の行動にフォーカスするのではなく、子どもの全体像・発達段階の全体像を捉えることが支援のスタートなのです。そうしない限り、その子の将来につながる支援は見えてきません。

「子どもがこんな行動をとったら、こうすればいい」「こういう障害だから、こうなんだ」という限定的な視点から、さらに「子どもの全体像を見渡した、一歩先の考え方」を身につける。それにより発達障害のある子どもに適切な支援ができるようになります。

日本発達障害支援協議会の公式HPより引用

このようになっています。児童発達支援士と比較すると、こちらの資格はより実践に即した内容になっているような感じがします。児童発達支援士は考え方や接し方、概念などをトータル的に学ぶことができますが、発達障害児支援士では現場で求められるスキルをピンポイントで学習していくことができるような印象です。

レポートの提出もあり、学びを深めることができると言えそうです。実はこのレポートというのが認定試験になっているようです。公式サイトではこのように表記がありました。

認定試験(1回):レポート課題・ケーススタディ課題(専用ページより提出)
指定された事例について、これまでの学習を元にどのような指導が可能であるかを具体的に考えて答えていただくレポート形式

合格基準:レポート課題・ケーススタディ課題の両方において、発達障害児支援士としての資質が十分に備わっていると判断された場合に「可」と評価され、合格となります。
※評価が「不可」であった場合、受講期間中であれば再受験可能。

この点は賛否両論かもしれませんが、一般的な試験のようなものではなく、レポート提出が合否を決めるため、恐らくですがほとんどの人が合格できるようになっているのではないかと思われます。イメージ的には大学のレポート提出や卒論と同じような感じなのではないでしょうか。

ただ、資格としてというよりも、適切な支援をするためにはこちらの方が理にかなっている部分もあるため、私個人的にはとてもよい試験方法だと思います。

外部リンク:発達障害児支援士|公式サイト


販売代行を四谷学院が行っている

こちらの資格はよく「四谷学院」が認定していると勘違いされている方も多いようですが、四谷学院は販売代行をしているという位置づけのようです。あくまでも認定団体は、日本発達障害支援協議会となり、その販売を四谷学院がやっているといった形です。ただし、代行しているといってもあまり大々的には動いていないような印象です。というのも、Twitterを見てもフォロワー数は100名未満ですし、特に主だった投稿も見られません。そのため、積極的に販売や営業活動をしているとは言いにくいのではないかと思います。

その証拠に1年半以上の時が立っていますが、受講者は1,000名ちょっととなっているようです。正確に表現すると「1,000名以上」という回答をもらったのですが、わざわざ少なく報告することは考えられないことを考慮すると、1,000名~1,300名の間なのではないか?と思っています。

いずれにせよ、児童発達支援士と比較すると受講者の数は少ないようです。

ただ「四谷学院が認定している発達障害の資格」という意味で知名度は高いです。恐らく知名度だけ見れば児童発達支援士と同等程度はあるのではないでしょうか。この点は大きなメリットだなと感じます。

関連記事:受講者数で圧倒!児童発達支援士は発達障害支援の一番人気資格!

学習は講義動画視聴形式

今回一番お伝えしたいのがこの点になります。発達障害児支援士の学習は講義動画視聴で学習を進めていきます。1本あたり15分程度でまとめられた動画をどんどん視聴していく形式です。

この資格を受講しようかな?と考えている方は必ず事前に「サンプル講義動画」を見てから申し込みをされた方がいいと思いますが、そこで紹介されている動画を見てどう感じるかです。

単刀直入に言いますと、pointは動画のクオリティです。今どきのyoutubeで慣れている方にとっては、15分間こちらの動画を見るのは少し大変かもしれません。画面をスクショしたものがあるので紹介します。





【まとめ】発達障害児支援士は専門スキルが身に付く実用的資格

いかがだったでしょうか?私は発達障害児支援士の扱う内容はとても良いと思いますし、ボリュームも素晴らしいと思っています!そういった意味でお勧めは出来ます!ただ料金は他の発達支援の資格と比較すると高額ですので、さまざまなことを検討し慎重に決断されると良いでしょう。ただ、私はこの資格を受講したわけではありませんので、もしかしたら本編の動画のクオリティはかなり良いのかもしれません。あくまでも各種HPや口コミから推測したものとなりますのでその点はご理解ください。

外部リンク:発達障害児支援士|公式サイト